参加幼稚園活動レポート

第32回 三重県 マリア・モンテッソーリ幼稚園

三重県桑名市西方の閑静な住宅地の高台にある「マリア・モンテッソーリ幼稚園」。カトリック信仰に基づく幼稚園として1962年に設立。82年に現在の園名に変更した後、本格的にモンテッソーリ教育に取り組んでいます。インフルエンザが流行するなか、子どもたちにとっていいものは、どんどん取り入れていこうと、「みんなでバイキンやっつけよう! ラリー」に参加したそうです。手洗い・うがいの状況をさっそくレポートしてみましょう!

子どもたちに役立つと思いラリーに参加しました!

イタリアのマリア・モンテッソーリ女史によって生み出されたモンテッソーリ教育。“真の自由”を保障し、子どもたちの“敏感期”を見逃さず、人的な“環境”を大切にする教育で、最も大切な考えは「子どもが主役」であること。「さまざまな教具を、子どもが自ら選んで活動することで自立心が養われ、問題発見力・解決力が身に付き、何事にも意欲をもって取り組むようになります」と副園長の田中ポール先生。園長先生は、アメリカの大学院でモンテッソーリの修士号を取得しています。新型インフルエンザ流行の真っ最中、「おててをアラウータンたいそう」が子どもたちに役立つのではと、『みんなでバイキンやっつけよう! ラリー』に参加したとのこと。取材当日は、園児全員で体操をしてくれるそう。楽しみです!

真剣に話しかけることで子どもたちにも伝わります

毎日、お祈りと聖歌を歌いそのたびごとに話しかけます

カトリック幼稚園の「マリア・モンテッソーリ幼稚園」では、お祈りと聖歌を歌うことは欠かせない日課です。お祈りの後のお話に耳を傾ける姿は真剣そのもの。「インフルエンザのこと、手洗い・うがいのことも、よく話をしますよ」と田中先生。「今日は、手の洗い方がわかる体操をみんなでやってみましょう。いいですか?」の問いに、「ハーイ!」の返事。全員で「おててをアラウータンたいそう」をやってくれました。

モンテッソーリの教具に取り組む態度はみんな真剣

教室に戻ると、年長さんも、年中さんも、年少さんもみんな、モンテッソーリ教育の教具のところに向かいます。いたるところに置いてある教具の中から好きなものを選んで、それぞれに黙々と取り組んでいます。「子どもたちの集中力はすごいでしょう。黙っていると1時間以上もやっていますよ」と田中先生。うまくできた時のみんなの笑顔が素敵です。

体育や音楽教育にも取り組みバランスをはかっています

手先が器用になり、感覚が洗練されるモンテッソーリ教育に加えて、体育や音楽の教育を加えることで全体のバランスを考えているとのこと。毎週、体育専門の先生からの指導を受けるだけでなく、工夫を凝らしたお外遊びも盛んなようです。「体育活動も、子どもたちそれぞれに適した運動を取り入れるように、心がけています」と田中先生。

おててをアラウータンたいそうで手洗い方法が伝わったようです

お外遊びの後は、みんな手洗い場へ直行です。朝の田中先生のお話、「手をこするだけではバイキンは落ちません。腕まくりをして、指の間も、爪の間も、手首も洗うようにしましょうね」をみんなきちんと実行しているよう。「これいかのポーズ?」。そうです! 手首までしっかり洗えているようですね。「おててをアラウータンたいそう」を覚えて、隅々まできれいに洗えるようになってくださいね!

大切なこの時期だから身に付けてほしいことがある

視覚や聴覚に訴える方法で楽しく学習して習得!

どこからか、お琴の音が聞こえてきました。音のするほうに行ってみると、子どもたちがお琴に向かっていました。「もう7〜8年になります。お琴も強制ではなく、自分からやりたいという子がやっているんですよ」。同じように、希望園児には、英語教育も行っているそうです。英語も、視覚や聴覚に訴える学習法で、遊びながら楽しく習得できるような内容にしているそうです。

カトリック幼稚園ならではの教育も大切にしています

「通常の保育のほかに、幼稚園の外に出て、お年寄りの施設を訪問したり、ホールで聖歌劇を披露したりもしています」と田中副園長。この日は、クリスマスコンサートの練習の日。歌ったり、ハンドベルを演奏したり、みんなとても上手です! 「誰も見ていなくても、神様は見ておられる」ということを子どもたちには教えたいとカトリック幼稚園ならではの教育も。みんなの心には、“育ちつつある良心”が芽生え、成長し始めます。

連帯責任でやるからみんなで頑張れる!

「みんなでバイキンやっつけよう! ラリー」はクラス単位の連帯責任。帰りの準備ができたところで、今日一日の手洗い・うがいの確認をします。全員ができていることを確認。代表してお当番さんがシールを貼ります。「子どもたちは、シールをすごく喜んでいます。できたら1ヵ月くらい続けたいですね」と担任の先生。「シールが貼り終わったら、オリジナルで作ろうかな」。習慣化のためには、いいアイデアかもしれませんね!

こまやかで迅速な連絡でインフルエンザ蔓延も防ぐ

帰りは先生が、一人ひとりの顔を確認しながら“ハグ”か“ハイタッチ”。幼稚園では、インフルエンザ情報は即時性を考えて携帯メールで配信しているそうです。「家族が感染したら登園しないように呼びかけたり、少しでも不安がある人はマスクを着用したり、保護者会で環境衛生委員会を作ったりと、できることはなんでもやっています」とのこと。こまやかな対応のおかげで、インフルエンザの流行は防げているそうです。

手を合わせお祈りする愛らしい姿や教具に集中する姿を見ると、みんながとても大人びて見えました。自分で考え行動し、神様の存在を意識しているからそう見えたのでしょうか。一方、「おててをアラウータンたいそう」をしている時の楽しそうな顔、素敵でした。楽しく覚えて、これからもずっと手洗い・うがいを続けてくださいね!

マリア・モンテッソーリ幼稚園
〒511-0864
三重県桑名市西方笹山787
桑名市西方の閑静な住宅地にある「マリア・モンテッソーリ幼稚園」。カトリック幼稚園で、モンテッソーリ教育に本格的に取り組んでいます。子どもたちの自立心を養い、何事にも意欲を持って取り組むように成長してほしいというのが園の願い。さらに、“神様はいつも見ていると”カトリック幼稚園ならではの教えも伝えています。
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